商工会議所の保険制度
商工会議所には、会員事業所の経営リスクの回避や、会員事業所従業員の福利厚生の充実を目的とした団体保険制度があります。
日本商工会議所が包括加入者となって、損害保険会社と契約し、各地商工会議所が協力して運営しています。
全国商工会議所のスケールメリットにより、保険料の団体割引が適用され、低廉な保険料でご加入いただけます。
これらの団体保険制度は、商工会議所会員事業所だけが加入できます。
経営リスクに備える保険制度
ビジネス総合保険
保険の概要
賠償責任(業務遂行賠償、PL賠償、リコール、情報漏えい、施設賠償等)リスクの補償、事業休業の補償、財産・工事に関わる補償を一本化して加入できます。
「補償内容の重複や漏れがないか心配」「どの保険に入ったらいいかわからない」「保険ごとの契約手続きが面倒」等の保険に関する不安や疑問を解決することができます。
おすすめポイント
- 賠償責任リスクを総合的に補償
- 必要な補償を一本化して加入
- 補償のモレ・ダブリを解消すると同時に、団体割引で保険料を抑える
- 災害による休業等の資金確保が可能
ご加入の多い業種
建設業、医療・福祉業、飲食業 など
情報漏えい賠償責任保険制度~サイバーリスク補償型
保険の概要
事業者(規模の大小は問いません)において、外部からの攻撃(不正アクセス、ウイルス等)、過失(セキュリティ設定ミス、廃棄ミス、単純ミス)、委託先(委託先での情報漏えい)、内部犯罪(従業員、派遣社員、アルバイト等)などによる情報の漏えいの結果、または情報漏えいのおそれが生じた場合、加入者が被った経済的損害に対して保険金をお支払いします。なお急増するサイバー攻撃等への対策強化を目的として2018年3月始期分より、サイバーリスクへの補償内容を拡充しております。
ご加入の多い業種
大規模小売業、インターネット販売、広告業 など
福利厚生のための保険制度
業務災害補償プラン
保険の概要
従業員等の業務中のケガの補償および労働災害の責任が企業にあると法律上判断された(安全配慮義務違反等)場合に発生する損害賠償に備えます。
※ご加入にあたっては、政府労災の加入が必要です。
おすすめポイント
- 雇用形態に関わらず、役員・事業主・パート・派遣・下請人も補償
- 政府労災で認定された精神障害、脳・心疾患等の幅広い疾病を補償
- パワハラ、セクハラによる賠償責任にも対応
- 天災によるケガ等も補償(オプション)
ご加入の多い業種
建設業、製造業、清掃業、運輸業 など、多くの人が勤務する事業
休業補償プラン
保険の概要
経営者本人やその従業員が、病気やケガで働けなくなった場合に、休業前の所得と公的補償の差額をカバーする。
おすすめポイント
- 就業外での病気・ケガも対象
- 公的な社会保障制度の少ない自営業者も加入できる
- 天災によるケガ等も補償
ご加入の多い業種
創業後間もない個人事業主
加入の流れ
- 引受損害保険会社代理店は商工会議所よりご紹介することもできます。
引受損害保険会社
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
(保険会社50音順)
お問い合わせ
吹田商工会議所 保険担当まで
TEL: (06)6330-8001